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社員出張レポート

タイ工業団地及びバンコクの視察

2013.03.04

タイ工業団地及びバンコクの視察(A社員)

2013年2月13日から4泊5日でタイのバンコクとその周辺にある工業団地を視察で訪問した。

さて、タイと言えば長い爪で踊る民族舞踊やニューハーフが最初に頭に浮かび、街も3輪 自動車やバイクが走り、トタン屋根の家が続くといったイメージだったが、これは私の勉強不足で実際は高速道路や地下鉄、高架鉄道が整備され、街並みも高層ビルが立ち並ぶ都会であった。数年前、上海に住んでいたが、都市の規模としては上海が断然大きい。しかし街並みを見てみると、道端にゴミが落ちている事もなく、つばを吐く人もいない。また、たくさんの車で渋滞しているにも関わらずクラクションの騒音も大声で話をする人もいない。ガイドブックでは、気温はこの時期27~28度位となっていたので暑いとはいえ熊本の盛夏程ではないとたかをくくって長袖のスーツ姿でタイの空港に降り立ったが、後悔先に立たずで建物の中と移動の車以外では地獄を味わう事となった。

多少ほこりっぽい部分は有るにしても日本人としては構えずに生活出来そうな所だといった印象。

【工業団地】

到着した次の日はバンコクから1時間30分程の距離にある工業団地にある日系企業を訪問し、 工場見学をさせて頂き、タイでの雇用や日系企業の進出状況などを伺った。
タイの失業率は0.4%位で人を捜すのに苦労するような状況らしい。ここの工場では車関連のユニットを製造していて、社員は若い人が多く特に女性の多さが目に付いた。
各生産ラインのリーダーも女性が多く、殆ど立ち仕事だったがキビキビと楽しそうに働いていたのが印象的だった。訪問したいろんな所で耳にしたが、タイでは女性が働き者で男性は余り働かないとか?
工場内には樹脂成型やプレス・金属加工・塗装・組立等様々な工程があるが、どの工程も仕掛品や完成品が正然と並べられ、床もホコリ一つ無いきれいな環境が保たれていた。


屋外に出ると敷地内の建屋間スペースには社員の通勤車両が詰め込むように駐車されており、タイでも所得が上がり車を持つ人が増え、このスペースを確保するのに頭を悩ませているとのこと。丁度日本の高度成長時代がタイでも始まったといった感がある。
実際今回伺った工業団地は現在Phase9までが造成済で入居企業が工場建設中。最終はPhase10まで予定されているとの事。
ちなみに工業団地の入口から奥のPhase9までは車で30分掛かる。どれだけ広い工業団地かが判る。


また、道脇には大型バスが駐車していてこれで社員の送迎をしているとの事。インフラが整ってきたとはいえ郊外の工業団地までの公共交通機関はまだ完備出来てないようだ。

次に同じ工業団地内にある自動車関連のプレス部品を製作している会社を訪問した。
この会社は東京都大田区に本社があり光学系の精密板金部品等を製作している。
ここタイでは自動車や電子部品関連のプレス量産加工から製造を開始しているとの事。
従業員は40名。日本人と比べると広くオールマイティーに仕事が出来る人が少ないので工程の多い金型関連の仕事は多くの人数を抱えなくてはならないらしい。
人材確保の面においては送迎専門の企業と契約し、社員の送迎をしていて人によっては近くにアパートを借りて住まわせているとの事。失業率でも解るが人材雇用では苦労があるようだ。

 

 

【住居】

海外への展開では日本人が赴任して拠点の基盤作りを行うが、その際まずは住む場所の確保が必要となる。
今回その点も視野に入れてタイでの賃貸アパートを調査してみると、ピンキリではあるが見た物件は1LDK(THB22,000~THB70,000)で、ある資料で見た駐在員の家賃相場 THB20,000~THB120,000(平均THB50,000)と合致していた。
日本と比較してみて決して安くは無い。(1THB=3.3日本円)

 

 

【食事】

 せっかくのタイ訪問なので現地料理を食べたが、全ておいしく特に昼間食べたタイラーメン(白い米粉麺と黄色の小麦粉麺がある)は汁付きも汁無しも両方美味しかった。
又、日本の寿司屋もあれば中華風の店もあったりで食べ物で苦労する事はなさそうだ。

 

 

 

【総括】

  4泊5日の短期間だったので隅々まで見て回る事は出来なかったが、今から色々な産業が発展し、経済成長が望めるそんな印象を与えてくれる国だった。
また、街で見る人々も温厚でいつも笑顔の人が多いように感じた。老後をタイで暮らすという日本人が増えているのも判るような気がする

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