社長の部屋CEO's ROOM

07.トップメッセージ

トップメッセージ20130105

2013.01.05

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2013年頭トップメッセージ

 世界の動きは年を経るに従って益々加速しつつある。ドッグイヤーなどと呼ばれたのは数年前だが今の時代の流れの速さは3か月後さえ読めないし、時代に合致した小さな変化があっという間に世界に及ぼす時代となった。世界の政治の変化はほんの数人の政治家の動きであっという間に政治経済に著しい変化を及ぼすし、技術の世界は突然あらわれた新商品があっという間に世界に広まり、経済や社会生活の型さえ劇的な変化を与える時代となった。Preceedの名前の由来Precedeに時代の先を進むことを願って銘じた社名だ。世の中に先行することによって新技術を社会に貢献できる型にして提供するのが使命と思っている。しかし、時代は我々の進歩を待たずにどんどん突き進む。遅れを取っていないだろうか。社会や顧客企業の要望に我々の存在価値を添えた内容を付けて型にできているだろうか、社会や顧客市場に感動を遺して来ただろうか、自問してもらいたい。

 時代の流れがどんなに変わろうともそれを動かしているのは人間であることに違いはない。人が数十年で機能変化を遂げているわけではない。我々のアンテナの感度を上げ強烈な悩みと検討を尽くして市場に向き合えば我社は未だ時代が求める物を提供できる力を持っているし、自社を進化させる力も未だ眠っていると思う。

 去年までの自分の生き方や会社の社風を肯定する勿れ、時代に合わないものはすべて変えろと言ってきた。その実践を益々問われる時代となってきた。今までやり方を変えられない自分を涙と共に切り捨てなければ進化は遂げられないし、チームや家族を巻き込んでしまう。昨年もかつては我社より遥かに評価の高かった幾つもの企業が消えて行った。逆に新しい進化の方向を見出して進む企業はあっという間に、一つとなった世界の市場を牛耳ることさえできるようになった。Google、Amazon、Yahoo、鴻海…20年前にはその存在に誰も今の姿を想像しなかった。

 

 今、世界を牛耳っている多くの企業が30年前に存在しなかった企業であったことを考えれば、我社でさえ世界企業への道がつながっている筈だ。残念ながらその道を発見し拓いて見せて、先に歩んで見せる社長となっていないのは私の能力不足と言わざるを得ない。何とかその不足分を社内外の見識を集めて見出して引っ張る挑戦を今年はやってみようと思っている。役に立つ人と物とチャンスを世界中から見つけ出し悩んで検討して覚悟をもって決断する企業へ変身させたい。才覚ある企業と人には今の世界はチャンスに満ち溢れている。不況だと十年以上も嘆いている企業と歩調を合わせてはならない。世界で著しい成長を見せる多くの企業の成功から学ばねばならない。時代が求める変化を繰り返す企業は社会にとって魅力だし成長そのものが社会に貢献することになる。

 GoogleやAmazonや鴻海を目指す訳ではないが、せめて成長を続ける文化と仕組みを持った企業としてPreceedを社会に残し、働く諸君が生活の不安なく人生計画を描ける企業にしたいと思う。今日からすべてを刷新するほどの知恵は私を含む経営陣にはないが、常に変化し続ける企業であることは我が社の文化であるし出来るはずだ。今年は特に変化を停滞させない運営を心掛けたい。“去年と同じ”は進歩がないということ以上に、進歩している市場に取り残されているということを自覚して働いてもらいたい。勿論、出来ていたことの後退や欠落は論外だ。決められたQ.C.D.やミッションさえ守れない人間が未来を拓くことなど出来るはずがない。

 先ずは「守(まもり)」を確実に常識とし留まる事なく、「破(やぶる)」の段階で過去の否定で進化を遂げる。破壊から進化の段階は正に産みの苦しみを味合わなければ到達できない次の世界「離(はなれる)」へ。決して易きに就いて改革を怠らぬよう今一度肝に銘じてもらいたい。

 

 最後にもう一度纏めると、「今年は全ての人と組織に進化を求める。その為には先ず昨日までのルールは必ず身に着け守ることからスタートしてもらいたい。昨日までの事が出来ない組織や人に未来を新たに切り拓ける筈がない。この思いを進める人財を社内外から登用し変化を加速させる。」

 以上、これが何も新しいことはない復習から始まる一年の経営トップの課題である。

2013年1月4日記
松本修一

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