社長の部屋CEO's ROOM

02.経営論

Preceedの理想社員像

2000.12.26

 常日頃言ってきたようにPreceedには色々の社員像があっていい。どのような形で組織に貢献するかは、その一人一人違う個性や能力と同じく人それぞれであっていい。しかし、一言でいえば「存在を組織から求められる社員」であることは絶対に必要である。その中で個性的な自分の存在感を自ら作り出して欲しい。

 

 テーマ創造型

 会社でまだ取り組んでいない事業やテーマを自ら効果を予測して実行計画を作り、会社の新しい取り組みテーマとしてP.D.C.A.計画を作り実行する。大きなものは新規事業から小さなものは社内への新しいシステムや思想を導入して会社の旧来のものを変えていくこと。組織に提供するものは大きな利益と実行責任。

 

  問題発見型

 まだ、目の前に問題として起きていないがこのままでは問題に繋がることを事前に予測してその発生を防ぐ。時としては最上流で問題が発生する方向を予測し事前に回避する(装置開発でいえば構想段階でのトラブル予測、回避)。またある時は問題発生方向に向かっているのを発見し問題発生前に進路変更する(装置開発でいえば組図時点、部品図時点、加工品チェック時点)。陰の実力者といえる。組織に提供できるものは被害の回避と日々怠らない注意力、洞察力。

 

 問題解決型社員

 発生した問題に対して最良の方法をコスト、効果、成功確率などを考慮して立案する。現場スタッフとしてはもっとも必要な能力。(工場内不具合対策、納期遅れに対する対策、不良品に対する対策、設計ミス対策、機能未達成対策etc)。もちろん発生している問題に気づく事がまず必要な能力。組織に提供できるものは被害の最小化による利益流出防止と信用回復。

 

 実行型社員

 日常業務や問題解決以後の仕事を確実に約束したことの達成に向かって努力する。使命を果たすため、問題が解決されるまで自分の問題として危機意識を周りに喚起しながら日常業務に取り組む。一度決められたことは中止、変更の指示がない限り忠実に実行し不具合がある場合は直ちに報告し、できれば改善意見を添える。新たな指示があるまで実行を継続する。継続させる力は偉大であり、小さなアイデアを上回る。組織に提供できるものは不屈の精神と汗。時として周りに汗が感動を呼ぶ。

 

 

付録 求められない社員像

 

 一般に組織に20%はいると言われる「御輿にぶら下がる人」である。もちろん、存在を求めないし認めない。プレシードは0%に挑戦したい。

 

・指示待ち型

 入社後一年以上経過したら次第に邪魔な存在になっていく。いなければ経費が設備投資や他の新人採用に使える。

 

・問題放置・逃避型

 目の前に発生した問題を他人のせいにしたり、出来ない理由を述べることにより責任を果たしたとする社員。・組織・個人批判型 改善のための批判や改善案は皆で大いに議論しよう。しかし、改善改良案のない批判や結果論的批判は組織の破壊者であり建設、進歩に結びつかない。

 

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「Preceed」とはprecedeを語源にして願いを込めた造語である。「先導する。先んずる。」というような意味である。どんなことがあっても問題解決のみを考える社員たちの集まりでありたい。仕事では時として絶望的な壁に直面するときもある。しかし、我々は逃げてはいけないのだ。誰かが壁をよじ登るか穴をあけねばならない。それが「プレシードする。」と言うことなのだ。「Preceeder」であろうとするならば壁の手前で遊んで待つ人になることなかれ。傍観者であることなかれ。批評家であることなかれ。実行者であれ。実行者のサポーターであれ。たとえ何があっても壁の先の世界を目指さねばならないのだ。とどまって平和や安らぎを得る方法を私は知らない。今を守るためにも先を目指さねばならない。たとえ道具は自分の手一つ、爪を剥がす痛みを伴ったとしても、、、、、、、、、、、、、、だ。

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