風雨にさらされる設備外部の劣化は、想像を超えた速さで進行しています。軽微なうちは簡単な補修で済むものが、放置された事によって取り返しの付かない事態へと繋がっていきます。気付かなかったと後悔する前に、設備の定期的な点検を行いましょう。
2月も終わりに近付いた冷たい雨と、煽るような強い風が吹く朝の事でした。本社屋の側面、高圧線の引き込み付近から火の手が上がっていると通報を受けた消防隊の到着によって、大変な事が起こっている事を知りました。 前夜から続いた強風によって経年劣化した屋根の防水シートが捲れ、送電線に垂れ下がって漏電が起き、火が出てしまっていたのです。幸いな事に降り続いていた雨によって大事には到らなかったのですが、インフラの老朽化が言われる昨今、同様の事はどこで起きてもおかしくはないのではないか。そう考えて手軽に施設を点検できるドローンサービスを立ち上げました。
弊社ではスタッフが定期的に屋上を訪れ、清掃や屋上設備などの点検を行っていました。しかし、問題を起こした防水シートがあるのは、屋上に出る為の階段の屋根。屋上にハシゴを持ち込まないと上がる事の出来ない場所で、屋根以外、何もない事から不具合を生じる事など誰も想像できない場所となっていました。同様の場所は、日本中の多くの建物で見掛ける事ができます。
屋上よりも更に高い場所にあるこうした場所は、点検には大きな危険を伴います。その為、弊社でも長い間、誰も見た事のない場所となっていたのですが、ドローンを使えば高画質の動画で撮影する事ができ、起こっている不具合をリアルタイムで察知する事ができます。 強い紫外線と高温にさらされる夏と台風の猛威を受ける秋を終えた頃、雪の重みと乾燥した寒風吹きすさぶ冬と長雨が続く春を終えた頃の年二回。施設全体の点検を行うという習慣を設けるのはいかがでしょうか?
ドローンによる空撮の料金は、基本料金+ドローンパイロットの出張費+フライト費の合計で決まります。基本料金とフライト費は固定ですが、出張費は移動距離によって変動しますので、事前のお問い合わせをお願いします。
課題解決のご相談・お問い合わせお困りごとはプレシードにご相談下さい。相談はお電話・ホームページで承っています。
お問い合わせ
Page top