SD-FAN

業務用扇風機のメリット・デメリット3選!最適な空調設備をご提案

2023.8.28

夏場の暑さ・熱中症対策として、多くの工場や工事現場で活躍しているのが業務用扇風機です。手軽に快適な作業環境を実現するために効果的な設備といえます。

しかし、使用環境や用途次第で、より高い効果を期待できる空調設備があります。

本記事では、業務用扇風機のメリット・デメリットについて詳しく解説します。業務用扇風機のおもな用途はもちろん、代用品となるおすすめ空調設備もご提案いたします。

暑さ・熱中症対策として、自社に最適な空調設備をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

業務用扇風機とは?

業務用扇風機とは、おもに人が涼をとる目的で使用する送風機器です。モーターによって、羽根を回転させることで風を生み出し、効果範囲に涼感を発生させます。

製品のスペックにもよりますが、家庭用の扇風機よりも羽根のサイズが大きく、大風量を生み出せるため、工場や工事現場、イベント会場などの広い空間で使用されるのが一般的です。

なお、業務用扇風機といっても、以下のような種類が存在します。

  • 一般的な家庭用扇風機に近い「スタンドタイプ」
  • 足元や低い位置への送風が可能な「床置きタイプ」
  • 省スペースで使用できる「壁掛けタイプ」

他にも、場所を選ばず使用しやすい「充電機能」や熱中症対策として効果的な「ミスト機能」など、用途や使用環境に合わせた各種機能を搭載している製品も販売されています。

業務用扇風機の導入メリット3選

業務用扇風機を活用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。

  • 局所的な空気の循環・暑さ対策が可能
  • 屋外でも使用可能
  • 導入費用を抑えられる

局所的な空気の循環・暑さ対策が可能

業務用扇風機の導入によって、局所的な空気の循環や暑さ対策が可能です。

作業範囲や人がいる場所が限定的な工場・イベント会場など、施設全体をカバーする必要がない場合は、局所的な対策が適しています。冷房や熱中症対策にかかるランニングコストも削減できるため、無駄なく快適な作業空間を実現可能です。

また、業務用扇風機は一般的な家庭用扇風機と比較して約2倍の風量を誇るため、効果範囲内であれば、暑さ・熱中症対策として非常に効果的といえます。

屋外でも使用可能

業務用扇風機はコンセントと設置できる空間があれば、どこでも使用できるのが特徴です。

電源さえ用意すれば、涼を取りづらい屋外のイベント会場や工事現場でも使用できる手軽さは、業務用扇風機の大きなメリットです。

持ち運びが便利なサイズ感・重量の製品も多いため、比較的どのような場所でも使用できます。

導入費用を抑えられる

業務用扇風機は他の空調設備と比較して、導入費用が安価です。

例えば、業務用エアコンを導入する場合、本体価格が数十万円かかるだけでなく、電気工事等の設置費用も必要となります。

一方、業務用扇風機は1万円以内で購入できる製品も多く、設置工事も必要ありません。

業務用扇風機と業務用エアコンでは、機能や効果範囲が異なりますが、低コストで簡易的な暑さ・熱中症対策を実現したい場合は、適している製品です。

業務用扇風機のデメリット3選

業務用扇風機を活用するにあたって、いくつかのメリットがある反面、デメリットも存在します。

業務用扇風機が自社の用途・環境に適しているのかを再度、ご検討ください。

  • 広い空間では効果が薄い
  • 下層の空気しか循環できない
  • 相対的なランニングコストが高い

広い空間では効果が薄い

一般的に、工場や工事現場、イベント会場など広い空間で使用される業務用扇風機ですが、広大な空間では効果が薄くなります。

原則として、業務用扇風機は直線的な風しか発生できません。首振り機能などを使用すれば、ある程度の範囲はカバーできますが、大空間全体を対象とするには膨大な台数の業務用扇風機が必要です。

本体価格が安価でも必要台数が多ければ、コストはかさんでしまいます。広範囲の暑さ・熱中症対策が必要な場合には、別の解決策が適切です。

下層の空気しか循環できない

業務用扇風機の弱点として、下層の空気しか循環できない点が挙げられます。

業務用扇風機は、人が涼を取るための送風機器であるため、床から2m程度の高さが風の届く効果範囲です。

羽根を上向きにしたり、壁掛けタイプの製品を使用したりすれば、空間の上方へ風を送ることもできますが、室内全体の空気を循環させるのは困難です。

したがって、換気や空気循環を求める場合は、業務用扇風機とは別の空調設備を検討しましょう。

相対的なランニングコストが高い

業務用扇風機は、他の空調設備と比較してランニングコストが安価です。ただし、費用対効果で考える場合、そこまで省エネ性能が高いわけではありません。

業務用扇風機の消費電力は100W未満のものから、1,000Wを超えるハイパワーな製品までさまざまです。一般的に消費電力が高ければ高いほど、発生する風量は大きく広範囲をカバーできます。

しかし、業務用扇風機は直線または、搭載されている首振り機能の対応範囲までしか風を送れません。特に、上下の動きには対応できないため、どうしてもカバーしきれない範囲が存在します。

効果範囲や換気性能を考えると、複数台の設置が必要になるケースも多いため、1台で空間全体をカバーできる空調設備の方が、結果的に電気代は安くなる可能性があります。

業務用扇風機は、あくまでも局所的な使用に適した送風機器であることを認識したうえで、用途に合った効果を得られる設備を導入しましょう。

業務用扇風機の代用品となる空調設備

自社への導入にあたって、業務用扇風機のデメリットが気になる方は、以下のような空調設備を代用するのもおすすめです。

  • スポットクーラー
  • 大型シーリングファン(HVLSファン)

自社の悩みを解決できる方法・設備をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:HVLSファンの導入メリット・デメリットを比較

スポットクーラー

スポットクーラーは、業務用扇風機の冷却効果を高めた空調設備です。

設備としての仕組みは一般的なクーラー・エアコンと同様ですが、空間全体ではなく冷やしたい場所に向けて直接、冷却された風を送るために使用されます。

局所的な冷却が必要な場合は、業務用扇風機よりも高い効果が期待できます。

ただし、業務用扇風機よりサイズの大きい製品が多いため、設置場所は限定されます。施設内への導入や運搬にも労力がかかりやすいのは、スポットクーラーのデメリットです。

また、スポットクーラーは室内機と室外機が一体化している製品が多いため、排熱・排水の処理方法を工夫しなければなりません。締め切った工場内などで使用すると、冷却された風があたる範囲以外の温度が上がってしまうケースもあるため、開放空間での使用が一般的です。

本体価格も数万円〜と業務用扇風機より高額なので、費用対効果と使用する環境を考慮したうえで、自社で有効活用できそうか検討しましょう。

大型シーリングファン(HVLSファン)

大型シーリングファン(HVLSファン)とは、天井に設置する送風設備です。HVLSとは「High Volume・Low Speed」の頭文字を取った略称であり、大きな羽根を低速回転させることで、広範囲に心地よい風を発生させます。

同時に、暑さを感じる原因の一つである湿度も軽減でき、最大5〜8℃体感温度を下げられるため、夏場の暑さ・熱中症対策として効果が高い設備です。

さらに、エアコンとの併用によって暖かい空気や、冷たい空気を室内全体に行き渡らせられるため、施設全体の空調効率も上がります。エアコンの消費電力を抑えることで、空調設備にかかるランニングコストを削減可能です。

ただし、業務用扇風機やスポットエアコンと比較して本体価格は高額な傾向があります。加えて導入の際、天井への取り付け工事が必要になります。

関連記事:HVLS大型シーリングファンの価格・費用相場

広範囲の換気・熱気対策には大型シーリングファン(HVLSファン)がおすすめ

広範囲の換気・熱気対策を検討している場合は、大型シーリングファン(HVLSファン)の導入をご検討ください。

業務用扇風機では、届かない広範囲の空気を撹拌できるだけでなく、同じ効果を得たい場合、大型シーリングファン(HVLSファン)の方がランニングコストを抑えられる可能性があります。

特に、「プレシード」が開発・提供している「SD-FAN」は、高品質と低コストを兼ね備えた費用対効果の高さが自慢です。

14,900m³/minもの大風量で施設内の空気を全体的に攪拌できるハイスペックを実現しながら、他社メーカーの約半分のランニングコストを両立。1日約120円の電気代で施設内全体に行き届く、換気・熱気対策が可能です。

また、制御装置やモーターなど製品の心臓部は国内で製造、それ以外のパーツは台湾製を採用した「準国産」にこだわることで、大型シーリングファン(HVLSファン)のデメリットとなる高額な導入コストの削減に成功しました。

換気・熱気対策はもちろん、季節を問わず、施設全体に心地よい風が吹き抜ける快適な環境を実現したい方は、「SD-FAN」の導入をご検討ください。

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