社長の部屋PRESIDENT ROOM

08.トップメッセージ

厳しさの中で目指すもの

2001.08.10

何度も繰り返し述べてきたが、今、日本は大変な状況になっているが、その中でも利益を出している企業もある。景気や、時代のせいにするのではなく、我々が何を目指すのか、社会に何を提供するのかを深刻に考えねばならない時期である。存在することを求められない企業や社員はこのまま存在することは許されない。もう一度、何が我々の存在価値なのかもう一度振り返ろう。
 経営理念に「人を活かしきる」ということを詠って来た。いかに不況とはいえ会社の都合で社員の切捨ては許されない。あくまでも解雇は「人を活かす」ための手段としての最後の選択である。これ以上、解雇は考えない。しかし、原資が尽きてくると、賃金が正当に支払えなくなる、何としても回避せねばならない。幸いに、我々は構造不況業種ではない、必ずまた景気が回復する日があるのは明らかである。其れまで、何としても持ちこたえねばならない。
Preceedの財産は組織そのものである。有形の資産台帳にあげられた物ではない。組織力で、仕事を創造し、構想をまとめ、必要な部品を調達し、組み立てて、問題を解決して目的を達成する。この有機的な組織こそがPreceedの財産だと確信している。この組織の完成度を上げて行けば、アジアの追い上げが厳しいほかの産業に比べ遥かに競争で優位に立てる。競争すべき相手は未完成な我々自身である。もっと、組織の機能を研ぎ澄まし無駄のない組織を構築すれば、今の日本のアイデンティティである技術立国が維持できる。総合力、応用力が我々の命、其れを研ぎ澄まさねば、無駄からは何も生まれない。    しかし、まだまだ、無駄が社内にはびこってはいないだろうか。失敗を無駄と呼ぶつもりはない。しかし、学びのない失敗は無駄そのものである。必要以上に用心した考え方も無駄そのものである。
私はPreceedが世の中に必要な会社であり、残すべき会社であることを確信している。なぜなら、創業以来それを目指してきたから。常にリスクを監視しながら、新しい研ぎ澄まされた技術、管理システム、マーケティングに挑戦しよう。停滞は組織の死を意味する。
 ビジネス環境は確かに未曾有の厳しい中にあるが、その中にも大きな可能性を秘めたテーマもたくさんある。小さいが直に仕事になりそうなテーマもいくつもある。皆で協力助け合い,一つ一つを育てれば、その中のいくつかが、将来の我々を豊かにするものになっていくことを信じよう。
 その中の1つのテーマとしてISO14000に取り組もうとしている。これは全社で取り組むプロジェクトである。多くの労力と少しのお金を必要とする。このことによって収入は直には得られない。しかし、今後2年、3年先に必ず必要になる。今、多くの可処分時間があるときに取り組もうと考えている。その他にもいくつかの開発テーマが動き出そうとしている。我々は必ず生き残る前提で次の時代のことも考えておかねばならない。次世代を担う若者の採用、技術開発、能力向上の為の研修、これらは負担を重く感じる今だからこそ、じっくり取り組まねばならないことだと思う。 

2001年8月10日配付

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