社長の部屋PRESIDENT ROOM

06.講義・講演録 - 一般向け

急加速するグローバル化、技術革新の中での連携

2003.11.21

?.連携を加速する環境変化
  世界との距離が急速に近くなっている。
 1.通信、物流の発達
 2.文化の認知度の進歩
 3.IT化による情報検索の進歩
 4.関税やルールのスタンダード化
<結果>
一つの市場であり、一つの経済圏に向かっている。世界から調達し世界に販売する。地域限定の市場がなくなってきた。だから、連携も地域に限定する必要もない。急速に加速していく技術革新とグローバル化の中で一社だけでじっくり暖めながら進化させるような技術進歩では追いつかなくなってきた。世界の中からパートナーを探し世界の市場を相手にすることが可能になった。100中から選ぶ連帯より一万の中から選びあう連帯が時代に適合していると思う。
 産学連携は目的が製品化であれば産業界がイニシアティブ取るべき。学の発想、アイデアを産が支援して商品化は大きな成功があるのかもしれないが難しい。産業界が商品開発する際の壁を越える手伝いを大学に願えるのならもっと成功事例が増えるのではと思う。

?.経験した連携のパターン
 異業種連携、同業種連携、国際連携、産学連携、製販連携

?.産学官連携の課題考察

1.産学官連携が言われて久しいが実績は余り大きなものが出ていない。
2.普段交流もないルールの違う世界にいる人たちが集まってもリーダーシップも難しい。
3.グローバル化が急速に進む中もっと広い範囲から連携を模索するのも1つ。地域や業界に拘らす国際、学際、業際の連携もあるのでは。関わりが薄い位置関係のほうがお互いの存在意義が高い。
4.産学官連携のゴールとするものが学術的価値のものであれば学がリードすべきであるが、製品化し販売するのを目的にするものであれば市場を熟知した産がイニシアティブを取らなければ目標達成は難しい。ビジネスはあくまでも市場にあり、Q.C.D.も市場が決める。市場はわがままであり気まぐれである。
5.急激な技術革新の中、市場も急激にグローバル化している。一社で市場ニーズに全て対応するのが困難になってきた。市場ニーズとは価格、時間、品質、技術の多様化、地域の拡大、ボリュームの激変。連携のニーズとチャンスは拡大している。しかし、産も学も、待っててもチャンスはやって来ない売り込みにでるべきでは。
6.現在の連携
  異業種、同業種、国際、産学(どちらかが支援)自分の弱い部分を他に求め自分の強みを活かすのが連携と思う。
7.連携なくして全てを自前ですることは変化に対応できないことを覚悟しなければならない。市場ニーズなど外部の変化に対して必要なときに必要なパートナーと連携するのが今からのビジネスだと思う。
8.連携には責任と権限をもったリーダーを決めることも必要。全てが対等な連携は結果に無責任な連携になりやすい。商品化であれば企業が責任と権限をもってリーダーシップを取るのが原則。
9.Q.C.D.の捉え方の違い。
  ・品質は市場の要求に合わせオーバー過ぎてもアンダーでもダメ。
  ・価格は市場が決める。
  ・納期は絶対待ってくれない。

 

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