社長の部屋CEO's ROOM

03.随想編

すべてを変えろ

2015.07.12

 サムスンのイ・ゴンヒ会長が1993年フランクフルトの会議で「妻と子供以外すべて変えろ」といったという。
 多くの現場で変革をいうときに現状のできない理由が並ぶのは世界共通だろう。変えて未来を目指すことが必要なら、障害を取り除く方向に向かおうという強い決意のメッセージだと思っている。
できない理由を語ってそこに留まり現実の不平を受け入れ、進化もなく存続することが証明されるならそれもよしとしよう。今の進化しない現状は何れ社会から、或は顧客からそっぽ向かれてしまう。だからイ・ゴンヒはサムスンの低迷に強い危機感を感じた、未来を躍進の方向に変えたかった。だから叫んだ、「すべてを変えろ」と。
 サムスンはその号令一下大躍進を遂げ、日本の家電業界から競争相手にされなかったサムスンを、SONYを凌駕する企業に育て上げた。変える現場では色々な問題もあっただろし犠牲者もあったかもしれない。勿論、今もいろいろ問題もある企業だし味方する訳でもないが、間違いなくサムスンは世界に知られる企業になったし多くの雇用を産み韓国国民に誇をもたらした。日本企業に勝てないと思っていた社員や国民に自信を持たせ、やればできるという国の自信にもつながった。一企業の経営者が国を変えてしまったようにさえ見える。

イ・ゴンヒ会長が昨年倒れビジネスの前線に指揮官として拘わらなくなったサムスンが今低迷している。偶然かもしれないが、一人の指揮官の叫びの存在は大きいということなのか。
 「すべてを変えろ」と私も叫びたい。変えてプレシードに進化の実績を作り、変えれば自分たちの未来も変えられるという自信を持ってもらいたい。未来は自分の手でどうにも変えることが出来ると。

・入社2,3年で仕事に慣れてきたころ賞与の自己査定に「平均支給の200%以上」と書いた。勿論、其れより遥かに低く、上司は支給後に申し訳として「君の賞与は充分周りより多いんだ。」といった。

・日頃ネクタイしていなかった私に、「他の者はともかく君だけでも毎日ネクタイをつけるべきだ。」と。

今思えばどれも世間知らずで気を遣わせて申し訳ない思いだ。色々と言いにくいことを言わせてしまった。言う側は迷いに迷った挙句いうのが部下を持つようになって良くわかる。もう故人となってしまった上司にお詫びと感謝をしたい。

2015年7月12日

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