社長の部屋CEO's ROOM

03.随想編

変化して進化

2015.08.03

 「変化」と「進化」と今回あえて二つ並べたのは、進化したいの人間の願いではあるが、進化ばかり繰り返せるほど人間は利口じゃない。
 むしろ失敗の連続が人生ではなかろうか。たまに成功して進化となる。だからこそその進化に意味も価値もある。進化だけしか繰り返さない変化は、人が生まれて大人になって行くような自然界の変化以外にはないのではなかろうか。
 だから「変化」を求める時、「進化」ばかり求めると動けなくなる。敢て火中の栗を拾うようなリスクを負うとき、進化は約束されたものではない。成功裏に終わってみて初めて進化を語ることが出来る。
 世の中では進化に拘りすぎると動けなくなるような選択肢が多い。勿論、失敗は極力回避せねばならないが、私は先ずは変化を求めることに価値を感じる。結果が直接の進化につながらなくても、変化に挑戦することは進化を求めたそのこと自体に価値がある。失敗の痛みさえ長い歳月を超えると進化の原動力になっている。
 生物の進化は無数の変化があって夥しい失敗の中から大きな失敗は滅亡し、小さな痛みを伴う変化を繰り返しつづけた末裔が進化を遂げた。
 シーラカンスは4億年進化せずほぼ絶滅に近い結果となった。人類は数千万年の間にネズミの仲間からサルへ、そして数百万年の間にサルから人類へ劇的に進化した。しかし、進化の途上でネアンデルタール人のように優秀でありながら滅んだ人類もあったし、伝染病や災害で絶えた種もあっただろう。
 例え変化しても生き残る進化に繋がるとは限らないが、それでも変化しなかったものは死に絶えほぼ化石として残るのみ。
 変化し進化するDNAを持つ人類の末裔である我々が行なう仕事も進化しないで生き残れるはずもない。ましてや変化さえしないで10年も同じ業務や場所で生き残れるはずもない。何故なら周りは進を続けている。市場は絶えず結果としての進化を求めている。
そういう環境で我々が出来ることは、先ず変化を続けることではないだろうか。

2015年8月3日

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