社長の部屋CEO's ROOM

04.見聞・体験録

大分中津市工場視察 –CKK見学メモ–

2005.10.13

C社は日産の協力工場でラジエターやエアコンを作っている会社である。製造現場を見学しながら工場内の掲示板などに表示されている組織や研修内容、管理などを説明してくれた。37歳入社13年のK課長はなかなかの達人だ。工場内を歩きながら台車の位置や立看がずれているのを視線も動かさずにちょっと修正するのは癖になっているように板についている。そのK課長が以下のような説明をしてくれた。なにせ歩きながらのメモなので記録落としは容赦願いたい。(順不同)

1.アルバイトだろうが派遣社員だろうが入社する人にはまず、歩くリズムで仕事の流れるリズムを身に付けてもらう。75センチ歩幅で10歩を0.1分で歩くのを身に付ける練習から始まる。
2.ユニホームの着用は自由とした。半額会社が負担していたのでもったいないから。見苦しかったり危険な服装は現場の班長の管理責任。しかし、日本の工場としてしまりがないような問題も感じる。
3.終わっているかを確認し、8時30分には生産は垂直立ち上げ。
4.金曜日は17時から研修。出席率は100%。研修カリキュラムを漏れなく埋めないと上級試験が受けられない。現場階層は初級、中級、リーダー。管理は班長、係長課長、工場長。
5.班長など管理者になりたがらないものも居るがこれぞと思った人間には働きかけて上を目指させる。
6.技能階層はい1~4段階の上にスキルマン、講師がある。講師は研修に対して一回500円支払う。4段階はI、L、U、Oと画数が増える4段階。I段階では直接品質にかかわる仕事はさせてはいけない。
7.改善活動に「3日間改善」「QC活動」がある。全社は業務中の改善でありスピードを大切にする。後者は昼休みなどの業務外活動で登録制。
8.現場ではCALSの生産管理ソフトで生産を表示している。インジェクション金型交換は現在5分で可能となった。時間は最初の良品が出るまでの時間。皆が条件だしとその設定記録をとるようになって可能となった。
9.工場長が年間合理化活動方針を出す。それに基づいて課長方針。課長方針に基づいて係長方針。それに基づいて班長方針が出され、毎月上位に対して下位が報告と責任を取る。

2005年10月13日 

株式会社プレシード
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「多品種生産が可能な製造装置があれば、生産量を増やせるが・・」
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