社長の部屋CEO's ROOM

02.経営論

2000年 自分らしくあり続けるためのコスト

2000.11.14

 人は、少なくとも若い頃は、自分はこういう生き方をしたいとか、ああいう人になりたいとか思う。また、年をとってくると肉体や知力のこういう能力だけはずっと維持したいとか思ったりする。人は思いと現実の狭間で思い悩んだり、諦めて無視しようと努める。自分には不可能だということにすり替えようとして現実から目をそらす。人が自分の思う人間像である為にはコストが必要である。一人前の技術者として認められるには、日頃から新しい知識を身に付けるために本を読んだり、雑誌から資料を取り寄せたりなどの行為が必要である。体を健康に若く保つ為には朝早起きしたり、暴飲暴食を控えたり、体を動かすことが必要である。人脈を増やすには、人に求められる存在価値のある人間になることである。手紙を書いたり、役に立つことを教えたり、困ったことを解決する手助けをしたりする人とは誰でも人間関係を維持したいと思う。仕事で認められる為には、今日までの仕事を明日催促されるまで終わらないことではなく、一日早く昨日終わったことを告げられる努力が必要である。他人が一ヶ月掛かる所を一日残して終わる、この繰り返しが人を感動させ自分を認めさせることになる。自分が自分らしく生きていく為には最低で済ますのではなく、やる義務はないところに自分を奮い立たせ行動を起こすことが必要である。これが自分らしくあり続けるコストだと思う。そのコストから得られるものは人生の充実という掛け替えのないものだと思う。そのコストを惜しむと人生は思うように行かない多くの壁に囲まれたものとなる。ましてや最低条件である約束や義務さえ果たさない人間は、何れ人生の荒野を彷徨いながら一生を終わるだろう。すべてを運や他人のせいにしながら。

BE ABOVE THE EXPECTATION !(椛島東大教授時代の講演より)

 結果だけを願って叶えられる夢や望み等あれば、事前に実現しているはずであるから本人に価値などわかるはずもない。毎日が健康であることや家族に恵まれたり収入の道があることなど失ったときに有難さと望みになってくる。だから、簡単に手に入らないことこそ夢であり価値があることなのだ。人それぞれに夢が違うのは手に入らないものが違うからでもある。年収五千万の人に年収五千五百万円は夢にはならない。年収が五百万に満たない人にとって年収五千万円は十分夢になり得る。夢とは簡単に手に入らないから夢として存在しうる。歩くことが夢の人もいれば、百メートルを10秒で走ることが夢の人もいる。どちらもその人にとって努力なくして簡単に手に入らない、だから夢として存在する。結婚することが夢の人もいれば、離婚するのが夢の人もいるかもしれない。夢は見るものでもなく、諦めるものでもなく、追いかけて実現する為に存在する。夢を実現していく歓びを味わう人生にしよう。

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