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講義・講演録 - 一般向け

ものづくり教育を通しての人材育成について ~製造現場を取り巻く大変革~

2007.06.11

Ⅰ.会社概要

Ⅱ.製造業を取り巻く変化と現状

政治と社会;FTO、為替、外国人労働者、高齢化、途上国の追い上げ、雇用の流動化と正社員の減少
技術;コンピューターの開発から工場、販売までの現場浸透
インフラ;物流と情報革命、世界が直結

1.メイド・イン・ジャパンの凋落と再起への戦い
 ・日本が量産工場から開発センターへ
 ・物をつくらないメーカー、何を売る?何を国内に残せるか
 ・量産商品を売る→量産品を開発する技術、量産する技術が売り→知識集約
2.世界は一つの調達と販売の世界
 ・中小企業でも海外に見積依頼、海外へ販売プレゼンをするのが日常的になった。物も人も世界中から出入り頻繁。
3.大企業とその下請け中小企業の構図の崩壊
 ・近くにある大企業の下請けするのが中小企業という構図は崩れた。多方面との取引、大企業に下請けさせるのも珍しくない。
4.海外の現状
 北米、ヨーロッパ、アジア

Ⅲ.世界から見た日本の特殊性

 1.狩猟民族VS農耕民族、大陸国家VS島国国家
  国民性は変わらない→特性を活かすには
 2.「平均社会」から「多極化」
  多極化は避けられない流れか?横並び教育を通したいが…  
 3.高齢化社会、単一人種言語社会
  外国受け入れの壁、入れるか出て行くか

Ⅳ.教育に期待するもの

1.世界一の労働者育成から世界一のエンジニア育成へ
  ・模範解答が用意された教育から失敗教育、答えがない又は複数の解がある教育へ
  ・ワーカーでは外国人優勢、→エンジニア→「プレイヤー」へ
2.世界を歩ける世代造り
 ・文化、常識、言語が違う人間との交流

3.英語、パソコン、新聞?

4.個性教育、自己アピール、独創性、独立性。

5.ハングリー教育、ライバルはハングリー

*私的意見;おこがましいが教育人にリスクを負う覚悟とリスク認知させる世論造りを。リスクを避けて育てられた若者は世界で戦えない。

Ⅴ.最後に

 提案「責任力育成教育」
 *「責任力」;「責任感」という言葉と敢えて使い分けたいと思うのは、受け身の「責任感」ではなく、自ら求めて決意して責任を全うする姿勢をさす言葉として「責任力」を使いたいからだ。 

 人は産まれながらに能力の違いはあるだろうし、同じ事を求めても簡単にできる人と一生掛けても遣れない人もあります。人に産まれながらの能力の不足を求めるのは酷だと感じることも多く、特に採用面接などの局面では、個人の能力の違いを否応なく感じます。能力に多少の不足を感じても採用を決定せねばならないことも多いものです。その時の判断基準に、私は最低限の「責任感」読み取ろうとします。指示命令されたこと、約束したことを実行しようとする姿勢があるだろうという期待に懸けることになる。
 もしその時、欲を言えば私が求めたいのは「人間の能力には産まれながらに超えられないものもあるが、自らが存在していることに責任をもって生きていこうとする人材であって欲しい」と言うことです。言われた責任を最低限果たすだけでなく、果たすべき責任を自ら考えて行動する人材達と同じ職場で夢を追えたら、と思います。正に「One for all」のスピリットを持った人材、その様な仲間に対しては、組織はその存続を懸けても守る「All for one」でありたいとおもいます。
 この「責任力」は産まれながらに持っている知力や体力ではなく、その人が自分の意志で創っていく能力だと思っています。天が人を平等に活かしていると言うならばこの「責任力」を育てる事こそ等しく与えた平等の天恵のチャンスだと思います。産まれながらの能力を問えば不平等を感じることも多い物ですが、責任力は誰にでも問える重要な後天的能力です。「責任力」を持った人間の集まりの中で人はお互いの人生を豊かに創り上げることが出来、凡人が非凡な能力集団を形成し成果を出せるものと思います。

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