社長の部屋CEO's ROOM

07.トップメッセージ

プレシードが食品メーカーに!?

2013.02.26

 先週、松橋事業所に熊本県宇城保健所より食品製造業の許可が下りた。(添付pdf参照)第二工場内の旧クリーンルームを渡辺主任や永目主任の手伝いアドバイスも得ながら改造し小規模の設備を揃え立ち入り検査を受け、菓子製造偉業として添付の許可証のように食品衛生法に適合するとのお墨付きを得た。

 機械製造業が何を始める?と思うかもしれないが,今後の日本国内の産業で何が成長または残るだろうと考える時、超ハイテク製品と日本人の手で、国内で作られたモノ、という要望を想像する
 前者は今後とも我々の顧客とともに追いかけ続けなければならないが、後者も考えればチャンスが無いわけではない。

 私の配偶者が昨年高校教頭の激務で健康を損ない早期退職したが、家庭科の教育の傍ら長年調理の研究と試作を行ってレシピも揃えてきた。その中で保存の効く菓子を選び、地域食材を生かして商品化することを提案された。  
 奇しくも6次産業が盛んに新聞などで取り上げられる時代、私が所属する共同組合サニテックもサツマイモの新加工法の開発テーマを進める事を模索しながらも窮していた。そこでプレシードで菓子の新製品と加工技術の開発を企画した。

 機械メーカーが食品メーカーになった事例も多いし、食品メーカーが食品加工装置メーカーになった事例も多い。我社も菓子を市場に提供しながら製造装置の開発に挑戦する。食品製造を行うことで装置のニーズと評価する現場に身近に接することで市場性の高い新たな食品業界向けの装置を送り込むことを狙う。

 百万円を超す初期投資となるがほぼ半額をサニテックが負担し、給与6万円+経費2万円で我が配偶者と嘱託研究員契約を結びスタートした。我々はこの業界には全く素人だが産業技術センターを始め様々な処に支援とアドバイスを求めている。勿論、製造装置となると我社の装置開発ノウハウが大きな強みだ。
全員が製品評価に参加できるプロジェクトだ、不安もあるが楽しもうではないか。

5年後、我々は食品工場で働いているか、タイやインドの工場で働いているかもしれない。そのような激変の時代に生きていることは理解して貰いたい。

株式会社プレシード
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当社は1989年の創立以来、独立した自動機省力化機器の設計製作会社として、オートメーションの開発・設計・製作やOEM(相手先商標製品製造)を手がける技術者集団です。機械の設計、部品の製作、組立、配線、プログラムまで、すべてを一貫して行っている会社です。モノ作りに興味があって、機械組立やソフト設計がやりたい方お待ちしております!

機械装置開発・設計・製作のプレシード

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プレシードは製造・生産の課題を技術と知恵で解決するプロフェッショナル集団です。

「多品種生産が可能な製造装置があれば、生産量を増やせるが・・」
「自動化することで生産性と品質の向上を実現したいが・・・」
「自動化することで、従業員の負担を軽くしたい・・・」 など

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これからも培った技術と知恵でお客様の課題を解決し、ともに成長し続けてまいります。

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